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2人だけの婚礼
丸亀のセピア写真館です。もう6月のジューンブライドが来ようとしていますが、先日貸し衣裳屋さんのスタジオで2人だけで来られたカップルの婚礼写真を撮影しました。
婚礼の場合、もちろん両家の親族が多く見学に来る場合もありますし、今回のように2人だけで婚礼写真を写す場合もあり、人それぞれではあります。
写す側から言えば周りのギャラリーは少ない方が撮影はしやすいのは正直あります。ワンシーンを撮る毎にスマホでの撮影大会が始まり、中々先に進めないこともあります。
終了の時間は設定していますので、出来るだけ遅れないようにしないと信用にも関わってきます。
撮影風景を見学してもらうのも商売的にアピールできますが、今皆んながカメラマンですので、何も言わずにいるとこちらがシャッターを切るのを見て同時に写す人もいます。出来るだけやんわりと後で写してもらうようにお願いしています。
一緒に横から撮るといいのが出来ると勘違いしているお客さんもいますので、周りへの気遣いも大変です。
最近の婚礼の写真は停止している写真よりは動いている途中のシーンを切り取るといったイメージの写真が多くなり、「2人で会話をしていてね声は写りませんから」と、言いながら雰囲気をできるだけ2人の世界に入れるようにしていきます。
昔で言う型物の婚礼写真は減ってはきていますが、打掛などの和装では昔から受け継がれてきた形は大事にしていかないとは思ってはいます。
さすがにカツラは本当に少数になりましたが、写す側から言えば、若い時にしかカツラは似合いませんので、相談されたらぜひカツラでの打掛をお勧めしています。
その時は違和感があるかもしれませんが、年月が経ち振り返って見た時は、やっぱり言われる通りカツラで写して良かったと、お客さんは言われています。
年月を感じさせない打掛は着付けの美容師さんの技術も発揮でき、貴重な自分の財産になるのだろうと思います。
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