丸亀のセピア写真館です。時々建築会社から注文住宅の竣工写真を依頼されます。

もう10年以上も継続している仕事ですが、注文住宅なので一つとして同じ家はなく色々と違っているので、撮影自体は楽しみな仕事の一つです。

最初はどこを撮るのか分からず、設計士さんについてもらって説明を聞きながら撮影をしていました。

さすがに最近は慣れてきて、ほとんど任されている状態になっています。

外観も撮るので天気に左右され、過去には雨の中、傘をさしながら写したことも正直あります。

晴天だったらいいかというと、これまた撮影する側から見ると部屋の窓から直射日光が床に落ち、コントラストが高すぎて苦労する時もありますので、少し日が差す程度が理想です。

これは建物だけではなく人物撮影も同じで、明暗比が高すぎるのものいいとは限りません。

外観から始まりバスルームやトイレまで撮影し、後日ミニアルバムの写真集に仕上げて納品をします。そのアルバムを建築会社が施主に完成祝いとしてプレゼントし、もう一冊は会社に資料として保存します。

ある時、建築会社に訪問する機会がありましたが、本棚に保存しているアルバムが並んでいるのを見て感動しました。

1メートル半ぐらいの長さになっていて、一冊、一冊見ると撮影していた時の記憶が蘇り、時間が経つのを忘れてしまうほど見入ってしまいました。

やはり残る写真はいいですね